岸谷2号線
岸谷本線とともに、岸谷2号線は住民にとって非常に重要な道路である。この災害で大きく壊れ、使用できなくなっている。住民からは、早期の復旧を望む声が多く聞かれていた。
2年5カ月経ってようやく復旧工事が始まった。カーブと傾斜がきつかった以前の道路とは、大きく姿を変えることになる。確かにカーブも傾斜も穏やかにはなる。しかし、その高低差ゆえに、車で本線側から上がって行く時に、前が見えにくくなるのではないかと心配している住民も少なからずいる。前から人が来ても、車からはギリギリまでわからないのではと思うのである。
町は高齢化が進んでいる。高齢者が多くなっているのに、事故が起こり易い道路では困ってしまう。新しくきれいな道路ができてよかったと喜べるような、便利になったねと思えるような道路を、住民は望んでいる。