NEW 「伊豆山地区の安全性について教えてください。」<みかん>
先日行われた令和7年度逢初川流域復旧・復興事業にかかる地区別・町内会説明会の際に、参加者に対してアンケート調査が行われた。表題はその設問の中の1つである。「安全」、「まあ安全」、「やや安全ではない」、「安全ではない」の4つの中から選ぶようになっていた。
わたしはいろいろと書きたいことがあったが時間がなく、「わからない」とだけ書いた。決して安全だとは思えないが、「何が」の部分を書くことができず「わからない」としてしまった。
「安全」と一言で言っても、川の事、今までの道路の事、新しい道路の事、防犯面での事、新しくできるであろう公園の事、そして源頭部の残置盛り土の事、その奥の不法投棄された産業廃棄物の事、有害物質による土壌・河川の汚染の事、源頭部周辺のノータッチだった盛り土の事、太陽光発電施設の事、数え上げたらきりがない。
元々そこにはなかったものがそこにある。そこに置かれたプロセスも、管理も適切ではないものが、そこにあり続ける。これは、その下流に住む住民にとってどれだけの脅威であろうか。それは、堰堤を造っても、川を改修しても、新しい道路を造っても変わらない。下に住む住民にとっては、元々なかったものがそこにある限り、脅威であり続ける。ずっと怯えながら生活しなければならない。安定していればそれで安全なのか。そうではないことは、県だってとっくに分かっていたはずだ。それでも、安定性が確保されているからと源頭部の問題を置き去りにした。
今の状態が安全かと言われたら、安全だと言う人がいるのだろうかとさえ思う。新聞によれば、静岡県は一部の被災者の不安を払拭するために、廃棄物混じりの盛り土の調査に着手するようだ。廃棄物の種類や量、範囲について調べるという。しかし、安全な産廃なんてあるのだろうか。盛り土は安定していて、廃棄物も土壌や川の水質に影響を与えるものではないという結果になったと言われてしまったとしたら、産廃混じりの盛り土はずっとこのままにされてしまう。しかし、そもそも産廃がそこに捨てられていること自体違法状態ではないか。それに、土の中に異物が入った状態を安定しているというのも信じがたい。この調査を言い訳に今のこの状態を放置するようなことが決してないようにしてもらいたい。